売れ筋CDj-pop屋

上記にあげた歌の完成度はもちろんのこと、とてもメッセージ性の強い歌が目立つようになっている。

皆に知って貰いたいその気持ちを、独特なリズムとともに、次々と歌に練りこんでいった。

途中「椎の実のママへ」という、語りがメインの作品がある。
この作品は、さだまさしのコンサートへ行ったり、精霊流しといった小説を読んだことのある人ならわかると思うが、実話である。
光と影が入り混じるこの生活の中で、一生懸命生きた椎の木のママ。

慣れ親しんだ従兄弟の事故による死・・。
そんなものを通じて、僕たちに数々のことを訴えようとしたとても奥の深い作品。
また、そうやってつながっていく、防人の歌・・。
一つ一つの命がこの世にある意味。それはなんだろうか。
そういう気持ちがひしひしと伝わってくる作品も入っている。

簡単な出来心で人の命を奪ってしまう人が増え続ける今、こういった曲は是非誰にでも聞いて欲しいものである。
スタンダードなシングル全集
天までとどけ、関白宣言、防人の詩、親父の一番長い日など（というかA面全ての曲が）ヒットした、さだまさしの中で一番絶好調の時に発売されたシングル集です。それにB面の曲も完成度が高く、まるでベスト版のようなCDです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それにしても防人の詩ってほんとうにいい曲ですね。「二百三高地」という映画のなかで流れるんですが、シングルバージョンはそれよりも更に心を込めて歌っています。駅舎もいい曲ですよ。
聴いたことがある曲がそろっています
最もシングル売上が多かった時期のシングルス集。内容的にも『さだまさしベスト』に劣らない。
さだまさし最大のヒット曲である「関白宣言」、映画二百三高地の主題歌「防人の詩」、スマッシュヒットの「天までとどけ」「道化師のソネット」「驛舎(えき)」など一度は聴いたことがある曲がそろっています。