売れ筋CDj-pop屋

期待を裏切らない選曲でした。
　スリーディグリーズのアルバム曲は、何と大昔のＬＰレコード！でしか持っていなかったので、このＣＤが到着した早々から何回も聴いています。だいたいアルバムに収められている曲というのは、一部の曲だけが好きということが多いのですが、この『ザ　ベスト　オブ　スリーディグリーズ』は見事に名曲が揃っていて、聴く人の期待を全く裏切りません。
70年代ディスコ・ソウルブームを語る上で忘れてはならない存在
初来日と再来日のステージで、生の彼女らを観ました。現在のディグリーズはヴァレリー・ホリディ以外はオリジナルメンバーでは有りませんので、今、動く彼女らを観ようと思うならビデオしかありません(追記-You Tubeで70年代のステージが観られます)。映画「フレンチ・コネクション」の前半で、酒場のステージで歌う彼女らが観られます。このCDにはライブテイクも含まれてますので、当時の空気に触れられるでしょう。 　他の??レビューに詳しい様に、1974年東京音楽祭世界大会"金賞"受賞をきっかけに日本で人気が出た彼女らですから、実質的なデビュー作が「荒野のならずもの」になる訳ですが、60年代から数枚のアルバムを出しており、キャリアは長いボーカルグループです。 　75年初来日ではをあのM.F.S.Bを引き連れての公演で、ソウルミュージックのなんたるかを思い知らせてくれました。再来日公演でバックを務めたのは日本のフルバンドでしたが、観客席には親子連れの姿もチラホラ、このグループがいかに広い世代に人気をはくしたかを物語ります。彼女らに惚れ込んだ細野晴臣氏がフルバンドユニット"ティン・パン・アレイで曲を提供しレコーディングに協力したり、サントリーのBLACKファイブオーのTVCMに起用された事など、彼女らがいかに日本??で愛されたかを物語っています。帰国時には、お気に入りの"カップヌードル"をどっさり買い込んだとか。 　75年の再来日の公演パンフの中で細野晴臣氏も語っています「スリー・ディグリーズよ、いっそ日本に住んじゃいなさい」私も同感でした。コンサート会場の出口で待って、生の彼女らを至近距離で観て幸運にも触れることが出来ましたけど(毛皮のコートにね(^^)だってセクシーなんですもの。 　あのTVショー"ソウルトレイン"にもテーマ曲でからみ、日本のディスコブームに大いに貢献した彼女らです。
世界の恋人スリ−・ディグリ−ズ
日本にソウルと言う分野を広めたのはスリ−・ディグリ−ズだと言っても過言ではないでしょう。。。１曲目の「When Will I See You Again?」は言わずと知れた東京音楽祭世界大会で金賞を獲得した曲。。この曲は日本で火がついて、あっと言う間に世界的大ヒットとなりました。。。７曲目はアメリカで「ソウル・トレイン」と言うディスコ番組のテ−マ曲になり、アメリカでＮｏ．１を獲得しました。。。８曲目の「Dirty Ol' Man」は歌詞が卑猥だとして、イギリスで放送禁止になり抗議の手紙、電話が殺到しスリ−・ディグリ−ズの特番が放送されました。。９曲目の「LoveIs The Message」は日本のテレビＣＭでも彼女たちが出演して歌っていました。。１１曲目の「If And When」は毎年、来日しているスリ−・ディグリ−ズが歌っている曲です。。。ヒットには至りませんでしたが、とても難しい曲でスリ−・ディグリ−ズもお気に入りの様です。。。
是非、聴いてみる価値あり。。
世界の恋人スリ−・ディグリ−ズ
１９７４年に東京音楽祭世界大会で金賞を受賞した「天使のささやき」を含むスリ−・ディグリ−ズのアルバム。。。この「天使のささやき」は日本で火がつき、その後世界的な大ヒットとなりました。。。
ソフトで洗練されたコ−ラス・ワ−ク、三人それぞれが違う声質を持ち、それぞれがリ−ドをとると違った味わいがあります。。

歌唱力もコ−ラス・グル−プとしては群を抜いており、聴き応え充分にあります。。。
フィラデルフィアサウンドを再認識。
彼女たちから日本国国内で活躍してから早何十年も経ちますが、昔のサウンドも今聞いても打ち込みサウンドと違いやはりオリジナルのサウンドが良いですね。この作品単にレコードをＣＤ化しただけかと思いきや・・・スリー・ディグーリーズ最高ですね。

ニール久々の衝撃アルバム登場
遥か昔からのファンです。しかしながら最近はいまひとつ輝いていませんでしたが、 このアルバムには久々に衝撃を受けました。 シンプルなバンド構成から力強いサウンド。 完成度より空気を重んじた？演奏。 あいかわらずです。 最後の　Sun Green 　?　Be the Rain の演奏はまさに NEIL　ワールドに吸い込まれそうになりました。 又、アコーステック＆語りのＤＶＤバージョンも味わい深く とても良い演奏を聞くことが出来ます。 近年　衝撃に１枚です。
何度もチャレンジするもあえなく挫折
　ニール・ヤングの新譜はすべて購入する、という盲目的なファンです（笑）。
　でも、このアルバム、最後まで聴き通せたことが一度もないんですよね・・・二曲目か三曲目でどうしても退屈してしまう。

　どうか、このアルバムを購入して、ニールの素晴らしさに触れるまえに敬遠してしまわぬよう願いたいと思います。「アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ」「今宵その夜」「Zuma」その他素晴らしいアルバムがたくさんあるのですから、わざわざこのアルバムを選ぶ必要もないと思います。
ベリーナチュラル！
　二―ルヤングのアルバムを昔から聴いていた訳ではありませんし、ライブにも行ったことはありませんが、純粋にこのアルバムを気に入りました。古き良きアメリカ的な素朴な雰因気を持っており、決して音数は多くありませんし、昔の音源のリマスターといってもいいくらいな音世界である。ライナーも絵本仕立てで、すべてにおいてコンセプチュアルなアルバム。

　３ピースバンド特有の魅力で、余分なものがなく各パートの音やフレーズが素直に耳に飛び込んで来て、なんとも心地よい。ザックザクでぼさぼさしたギター、ドラムの音もライブそのもの、実にライブを見てみたくなる。荒削りで飄々と指や手足の動くまま演奏しているようではあるが、そのわざとらしさがないナチュラルさがベテランのなせる技か。そんなこんなで、プレイヤーを独占中。
ニールヤングは変わってなかった
このＣＤを聴く前に11/4の日本でのコンサートを観たんだけどそのときは、「ニールヤングは昔のニールではなくなってしまったんだなー」と思った。だって1977年に来日したときのニールの講演とは曲も構成も全く違っていて、このＣＤのプロモコンサートみたいで、昔の曲は一切無し。友達と二人でがっかりして帰った。でも、あきらめきれずにこのＣＤを買ってよかった。日本語歌詞カードのおかげで内容がよくわかるのもあって、聴けば聴くほど昔のまんまだということがわかった。ＤＶＤも付いてるし、これもまたアコースティックライブで、ＣＤと違った雰囲気があって聞き入ってしまった。買ってよかったＣＤだ。特に日本コンサートを観た人には絶対おすすめ！