売れ筋CDj-pop屋

結構好きな作品ではありますが
やっぱり同時代のキングクリムゾンと比べてしまうと、作りも似たようなイメージで、そして「迫力」「プログレ感」では負けていて、というイメージが否定できません。 この作品は、元キング・クリムゾンのメンバーが！、ということで、中学生の時だったと思いますが、清水の舞台から飛び降りるつもりでなけなしのお小遣いをはたいてＬＰを買って、そして、とってもビミョーな印象を持った、というのが正直なところです。でも、今のように「この前買ったＣＤ聴いたっけなぁ？」なんて馬鹿言っている自分に比べれば、間違いなく真剣に聴いて、そしてもちろん、Ｂ面のBirdmanには感動させて頂きました。ただ、アマチュアドラマーであった私としては、ジャイルズ君は、テクがあるのをいいことにおカズちょっと入れすぎ、とひねくれてしまっていましたが。 今初めて聴いたとしたらたぶん★３個、多感な当時の印象で★４個、そんな評価です。Ａ面も個別に見ると佳作が多いし、全体として名作だとは思います。
幻想的で美しい音世界
アルバムの最初から最後まで極めて幻想的に美しく彩られたアルバムだと思う。まるで歌っているかのような多彩なドラムに巧みに絡んでいくベース。この絶妙に息の合ったリズムセクションの上に淡く美しいメロディがのっかている。キングクリムゾンのデビュー作から狂気的な要素を取り払い、幻想的な部分を強調するとこのようになるのだと思います。プログレ入門者には比較的とっつきやすい好作品だと思います。
幻想的で美しい音世界
まるで歌っているかのような多彩なフレージングのドラムに巧みに絡んでいくベース。この絶妙に息の合ったリズムセクションの上に淡く美しいメロディがのっかている。キングクリムゾンのデビュー作から狂気的な要素を取り払い、幻想的な部分を強調するとこのようになるのだと思います。どの曲も素晴らしい出来で、１曲目、５曲目は大作ですが長さを感じさせません。また２曲目の「ＦＬＩＧＨＴ　ＯＦ　ＩＢＩＳ」は３分位の短い曲でメロディが非常に美しく、全てのロックファン必聴の名曲だと思います。またこの短い曲の中にこのプロジェクトの魅力が凝縮されているようにいるように思えます。本当に叙情的で美しいという表現がぴったりなアルバムで、プログレ入門者には比較的とっつきやすい好作品だと思???ます。
アナザ−・サイド・オブ・キング・クリムゾン！
祝！マクドナルド・アンド・ジャイルズ初来日決定！！（ちょっと違いましたっけ？）
たとえバンド名が違っても（だからクリムゾンの曲も演奏出来るんだけど・・・）これはひとつの事件です！まさに奇跡としか言いようがありません！！しかもメル・コリンズのおまけ付き！！！

おそらく「宮殿」を聴かずに来日公演に参加される方はいないと思いますが、このアルバムやクリムゾンのアイランズなども忘れずに押さえておきましょう。（まさか、フォリナ−はないよね！？）
とにかく、マクドナルドとジャイルズがいなければ紅伝説は生まれなかったことを物語る、繊細で美しい作品集です。